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観光地ロンドンの裏通り
平日の午後。気がつくとSOHOの裏手の、小さなうらぶれた通りに足を踏み入れていた。
おそらく昔は賑わっていたのであろう、地元の小さなショッピングセンターか市場跡らしき建物の前の細い通りに、青空市がでていた。といってもとても小規模なもの。パン屋、魚屋、花屋、安い衣類の店などせいぜい10テントか。観光客ではなく地元の御用達といった様相である。買い物客はまばらだ。
しかしどんなに寂れていても、市場のあるところには、人が集まってくるものである。そして人が集まるところにはカフェが生まれる。そして通りに次第に息が通ってくるのだ。そうしてやがて街はコミュニティーとして機能しはじめる。どんなにわかりづらい場所にあっても、人はそんな場所を嗅覚で探し出し、集まってくる。なぜなら人は生きているから。同じように生きている場所を求めてやってくるのだ。
- 15.Jun.2011
- by aya
- 旅
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