berlin cafe and more

Click an image, and you will see it large!

速さは、力。

日本の地震や、原発の事故のニュースに驚愕している。被災地の方々のつらさを思うといたたまれない。特に妊娠中や乳児をかかえたお母さんに思いをはせると苦しくなる。ミルクやオムツ支援などあればすぐにでも参加したいと思っているので、情報をお持ちの方はぜひお知らせ願いたい。自分ができるとことといえば限られているが、必要な援助を具体的に発信してもらえるようになった段階で微力ながら協力したいと思っている。今後も動向を見守り、一刻も早く日々の生活や人々の気持ちが安定していくことを切に願っている。

今回の地震のことは、旅行会社に努める元同僚のドイツ人からの速報でまず知った。その後すぐにNHKのニュースを、特別に許可を取ってリアルタイムで再配信しているサイトがあると夫から聞き見入った。それから日々目覆うような映像の繰り返しで、悲しみよりも、なぜか憤りを感じている。自然に対する憤りではない。とすると何に対する憤りなのか、自分でもいまだ良くわからないのだが。

いろいろな情報がこのように瞬時に海外にも届く時代。このごろは140文字や50文字、3行に覆われつつある世界になり、そんな情報社会をどこかでばかにしていた自分の考えは、今回の出来事で完全に変わった。

要は使い方、発信の内容、どんな情報を受信するか、ということが大切なのだ。迅速なコミュニケーションの手段として、ツイッターやFACEBOOK、スカイプといったSNSは今すばらしい道具となり、このような緊急時に威力を発揮してくれている。見直した。今回初めてこういった道具を使う人の影、つまり人の人への思いや、助け合う気持ちを感じて、正直言ってとても感動している。それぞれがそれぞれに必要な情報を流したり受信したりして安否を確認したり(私もそのひとり)、ネットを通じていろいろな援助活動が展開されている。

ベルリンではどうかというと、これまた驚いているのだが、ここの住人は普段は人は人とどちらかというと自分以外のことには無関心でクールながら、この日本の出来事を他人事とは思っていない。ドイツ人だけとは限らず、いろいろな距離の、いろいろな国籍の知り合いが、つまり、私たち家族が「日本人」と知っている限りの知り合いから、電話やメールで「あなたたちの故郷があんなことになって、私たちも心を痛めてる。家族が無事ではやく日本が元通りになることを願っているから」といった連絡が続々とー今これを欠いている間もー届いている。

決して知り合いの多い家ではないし、忙しさにかまけて疎遠になりがちな知人の方が多いのだが、普段から交流のある友達だけでなく、だれだっけ?というくらいの距離の人や、近所の人、話したことのない娘の学校の親などがみな思い思いに連絡をよこしてくれるのだ。そのたった3行のメールや、一分の言葉かけひとつひとつにに感銘を受けている。

大切なのは「何かを感じたら想いを伝える」「今必要と思われる情報を送る」ということであって、フォームでもなく、量でもなく、道具の種類でもない。短くて簡単で、だけど速攻で運ばれる大きな思いの受け手となって今それを痛感している。

comment