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新境地・つらつらと

野暮用にて、夫がしばし不在である。
そんなときに限って、
普段起こらないようなことが起こる。

キッチンの電球が切れ、
食器洗い機の薬品が切れ、
洗濯機にはなぜかチャイルドロックがかかり、
水道管の老朽化により水が漏れ出し、
タオルかけのホックが取れ、
鍵を忘れて家に入れなくなるのは一度ではなく、
幼子は二人とも時間差でインフルエンザにかかった。
とりあえずひと通りなんとか克服したものの、
また今度はトイレの電球が切れた...
第二ラウンド開始の合図であろうか。

数ヶ月に一回、いや一年に一回
あるかないかのことなのに、
起こってしまうのだ、こんなこと、あんなこと。

しかし、慣れない事も、
やろうと思えば出来てしまうということも実感。
たとえば、どうにもこうにも耐えられなくなって、
新生児を連れて美容院に駆け込むようなことなど。
随分図太くなったものだとあきれている。

美容院ではさすがに、
イタリア人ヘアスタイリストに苦笑された。
赤ん坊の騒々しさでなく、その長い間放置され、
とうとう年を越してしまった
母親の無残な髪型に、である。

ところで、この美容院には
本国でもなかなかお目にかかれないという
貴重なアンティークのエスプレッソマシーンがある。
それで淹れてくれる抜群においしい珈琲を
いくらでも堪能できるというユニークな店である。

趣味でヘアサロンを経営しているオーナーは
普段はせかせかするのが大嫌いなのだが、
今回ばかりは赤子を抱えた母のために、
いつもの半分の時間で手際よくやってくれた。

これまた数ヶ月に一回しか行かない美容院であるが、
自分の段取りの悪さにより、よりによって
夫が不在中にそのローテーションが
まわってきたのであった...

それにしても、夫が居なくなったと同時に
無性に部屋を掃除したくなるとは
どういうことなのだろう。
何袋ごみがわんさか入った袋が完成したことだろう。
いらないものがたくさん、たくさんある。
思い切って捨てて、家のデトックスをはじめている。
大変だけど、気持ちがいい。

写真は、娘の学校への送り迎え中に
バスの窓から見つけた、
アンティークブックショップ併設のカフェ。
エスプレッソが信じられないほどおいしくないのだが、
そのせいか、あるいは新設されたばかりだからか、
カフェコーナーには誰も寄り付かない。
だから娘の宿題を終わらせるには
うってつけのコーナーである。
町の図書館は便利ではあるが案外うるさい。
しかし、こちらは店なのでとても静かである。
こどもも自然と影響されて集中できるようだ。

ひとりで二人をみるとなると大変なことも多いが、
これは多くの女性にとっては
あたりまえのことなのであった。
そのあたりまえのことを、
あたりまえの顔をしてこなす数多くの女性には、
だから頭が下がる思いである。
こどもには愚痴らず、心配をかけず、
不安にさせないで、常に笑顔を絶やさない、
太陽のようなお母さん。
私の母もそのように私を育ててくれたと思う。

そんな母親像と今の現実はちょっと違うけれど、
それでも、そんな「お母さん」に
少し近づきつつあるような気がしている。
そんな機会に感謝しつつ
泣き笑いの日々を送る、日々是好日。

MEMO

Figaro`s life (Hair salon)
Rothenburgstrasse 41
12163 Berlin (Steglitz)
tel. 030 793 1691
www.figaro`slife.de

Antiquariat Hennwack 
(Antique-Book shop with a small cafe)
Albrechtstrasse 111 (auf dem Hof) 
12167 Berlin
www.hennwack-berlin.de


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  • 31.Jan.2011
  • by aya
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