berlin cafe and more

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本当に、欲しいもの。

本当に欲しいものは、
手に入れるのが、むずかしければむずかしいほど、
欲しくなる。
それを少しでも手にしたら、至極の時間。
たとえ今、手に入れることができなくても、
それを思う気持ちが、至極の時間になる。
だけど、本当に欲しかったものでもずっと手にしていたら、
それはいつしか、至極の時間でなくなり、
ただの日常となり、日々の雑事となってしまう。
なかなか手に入らないものを、
しばらく手に入らないままにしておくのも、
幸せなことだ。
本当に欲しいものは、
待ち焦がれ、時間をかけて手に入れて
いつでもさっと、手放せる気持ちでいることだ。

ひとをいちばん幸せにするのは、
何を持っているかではなく、何が欲しいか。
まだなき物や時間を、いつか手にしたい、
そういう気持ちかもしれない。
たとえ、それが一生手に入らないかもしれないものだったとしても。
何でも比較的簡単に手に入るようになってしまった世の中、
なきものに憧れ、何かに欲する気持ちは、
実はとっても贅沢なものかもしれないし、
大事にすべきココロのような気がする。

あなたが今、いちばん欲しいものはなんですか。

comment

by Jakob (15.Jul.2009 / 12:23)

Ayaさん

そうすると、本当に欲しい物はいったい何か、を見つけることが幸せを感じる鍵になりますね。世間や他の人達に関係なく、心から望むもの。それを見つけられればもうすでに幸せですね。そしてきっとそれがなかなかむずかしいことだったりするのかな。
今回の表紙を飾っているカフェの写真、タッソですね〜。私のお気に入りのカフェです。

by aya (15.Jul.2009 / 15:41)

Jakob さん

そうです、表紙の写真はTassoです!

私はこのカフェに面している(本当はこのカフェがあの通りに面しているというべきなのでしょうけれど)、あの有名な、大きな通りが好きではありません。通りの広さに反して、気分が窮屈になるんですよね、なぜか。気のせいかと思って何度か通ってみたのですが、一向に変わらず。歴史と関係があるかもしれないなと思っています。しかし、あのロケーションにあって、このカフェは本当に小さいのに、その陣地に足を踏み入れただけで気分がゆったりしてきます。不思議なものです。


「本当に欲しいものはいったい何か、見つけることが幸せを感じる鍵」


とは、私もその通りだと思います。人生は欲しいもの探し。それぞれが、自分だけの宝物を見つける長い旅。

それを知るためには、自分が何者であり、何のために生きているのか、ということと向き合うことを避けて通れない。サラリーマンであっても、主婦であっても、職人でも、日向にいようが日陰にいようが、それを通達している人は、つまり、身の丈を知って生きている人は、一本筋が通っていて、私にはとても魅力的に見えます。

  • 29.Jun.2009
  • by aya
  • comment(2)