berlin cafe and more

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近所の図書館

このごろ、新しい習慣作りに励んでいる。
 
そのうちのひとつが週に一度の図書館通い。
見た感じは、何の変哲もないただの図書館である。
しかし、通い始めて、決してあなどれないことが判明。
まず、平日は午後8時まで開いているのが便利である。
蔵書はそれほどでもないと思われるが、
私には辞書の収録語数と同じでそれほどの数を必要としない。

うれしいのは、読書スペースから勉強スペースまで十分にあり、
ゆったりしていることだ。
箱庭のような、屋外席もあって、
たくさんのテーブルがならんでいる。
これからの季節は気持ちよさそうだ。
 
一番充実しているのは入ってすぐの、こどもコーナー。
絵本がアルファベット順にたくさんの大きな箱に入っている。
こどもが絵を見て選べるようにとの配慮からか、
絵本の表紙が前を向いて、それぞれの箱に収まっているのだ。
しかも、タイトルの最初のアルファベットをみて、
そのアルファベットの箱に戻すので、
こども自身が考えて、自分で楽しく片付けることもできる。
絵本が選びやすく陳列されていると、
つい手にとって眺めてしまうので、ありがたいかぎりだ。
今年現地の小学校に上がる娘にとっても、
現在ドイツ語勉強中の自分にとっても、等しく充実のコーナー。

とはいえ、図書館通いの決定打はやはり、
カフェがあること!

大型書店にカフェが併設してあることが多いドイツだが、
図書館にもカフェがあるとは、意外な発見。
しかも、本棚との距離が非常に近く、境界線がない。

本や新聞を読みながら、カフェを堪能できるのはうれしいかぎり。
カフェを味わいながら、ページをめくる楽しみというべきか。
ページをめくるのが、今はまだ小説ではなく、
目下、絵本ではあるのだけれど...

映画のDVDも少ないながらおいてあり、
クラシックのCDなども充実しているが、
図書館のもうひとつの利点は、今店頭に並んでいないような、
一見時代遅れの本が充実していることだと気がついた。

絵本などを見ていると、
レトロ調のなつかしい表紙がたくさんあって、楽しい。
しかし、なつかしい、という気持ちがわくといっても、
今まで、お目にかかったことのない本達である。
それはたいてい1960年代や70年代のものなのだが、
これらのものを、認識してなつかしい、
と思う気持ちは万国共通なのだろうか。

そんなことをふと思いながら、ページをめくるのだが、
絵とは裏腹に、ストーリーはさすがに、日本ではありえない作風。
たどたどしいドイツ語の発音で娘に読みきかせながら、
ドイツらしい、奇想天外、あるいはありえないエンディングに、
文化の違いを感じ、ページとページの間で思わず苦笑していると、
時間はあっという間に過ぎていく。
このごろは、娘以上に楽しみになってきている新習慣。

comment

by noriko (22.May.2009 / 05:49)

こんにちは^^
楽しそうな図書館ですね。しかもご近所だなんて!私もベルリンに行った時に「わ、ここいいな〜」なんて思ったのがヴィルヘルム皇帝記念教会の向かいにある本屋さん。確かエスカレーターで二階に行ったところにあったと思うのですが。ゆっくり見たかったのですが、トイレに娘を連れて行って(笑)バタバタしていたので;
ここにはカフェもあって、庭もあるだなんて、贅沢な図書館ですね。それにこどものコーナー、楽しそうです!ここは外国人にもいいですね^^

娘さん、小学校にあがられるのですね!楽しみですね。うちのはいまやっと(もう?)年少さんです。子供の成長は早いですよね。

by aya (22.May.2009 / 15:18)

Norikoさん、

こんにちは。
その本屋さん… 私も大好きなんですよ。
ここですよね↓

http://berlincafe.exblog.jp/8091660

内緒にしておきたいなあ、と思いつつ
ほぼ一年前にブログで紹介していました。
ここもたくさん本の閲覧コーナーがありますよね。
ソファーまで、、、。
こどもの本を買って、
カフェで一息つきながら娘に読んでいたら、
「買わなくてもいいのに、ちょっとそこからとってきて、
買わないでまた返して、また違う本を取ってきたら
たくさん読めるわよ、お金を払わないで…」
なんて、ドイツ人のおば様にアドヴァイスいただきました。
とはいえ、いまだにそこまでできませんが。
しかし、様子を見ているとみんなマナーはいいですね。
本を汚す人もいないし、誰に言われなくても
常識として買ってからカフェエリアに持ち込んでいるような感じです。

本屋は日本に比べ、立ち読み(座り読み?)大歓迎の滞在型といえ
それが購買量低下につながっているとは思えませんね。
買う人は買うし、買わない人は買わないという感じ。
空気ものんびりしているので、
このあたりの時ににぎやか過ぎるショッピングの合間に、
時折一息つくのにも利用してます。

by ばけねこ (24.May.2009 / 08:46)

ayaさん、こんにちは。
この新しいサイトも楽しく拝見させていただいています。

大衆の中の孤独が好きですが、図書館のカフェというのもいいですね。沢山の人や本に囲まれながら、自分の中に別の世界を繰り広げられるのは魅力的です。ドイツならではの奇想天外な絵本というのにも興味が湧きます。

by aya (25.May.2009 / 18:33)

ばけねこさま、こんにちは。

ひきつづき、遊びに来ていただいてありがとうございます!

「大衆の中の孤独が好き」なのですね。
そういわれたら、私も同じような気がします。
ドイツの、そしてベルリンのカフェがなぜ好きか、
ということも、同じ理由からかもしれません。
たくさんの人でごった返していても、
基本は一人で、ほうっておいてくれますからね。
昔は苦手だったことが、時を経て心地よいものになる、
なんてことがあるんだなあと、コメントを読みながら
しみじみ感じましたよ。

また、折をみて、ドイツの絵本についてのお話も
できれば… なんて思っていますが。
では、よい一日を。